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Anker Soundcore 3 レビュー。お風呂用に最適なコスパの高いスピーカー。

あらたろう
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今日は、Anker から発売されているBluetoothスピーカー「Soundcore 3」のレビューになります。

この記事作成時点で、すでに発売から少し時間が経っている機種ではありますが、未だ最新の機種です。改めて良いデバイスだな、と感じたのでレビューさせてください。

この記事はこんな人に特におすすめ
  • お風呂用のスピーカーを探している人
  • デスクにスピーカーがなくて困っている人
  • アウトドアに最適なBluetoothスピーカーを探している人
  • Ankerのポータブルスピーカーが気になっている人

先に僕の結論を以下にまとめておきます。本文では、それぞれの項目を深掘りしていますので、ぜひ読んでいってもらえると嬉しいです。(読みたい項目だけ目次からジャンプすることもできます。)

特徴・メリット
  • 癖のないシンプルなデザイン
  • 最大16Wのパワフルなサウンド
  • IPX7の防水性能
  • 専用アプリによるイコライザーのカスタマイズが可能
  • USB-Cポートでの給電・充電が可能
注意点・デメリット
  • 音の広がり感は薄い
  • 埃がつきやすい本体素材
スピーカーをサブスクするなら
月額500円〜

Anker Soundcore 3 の概要

主なスペック

製品型番A3117011 (ブラック)
A3117031 (ネイビー)
A3117091 (レッド)
A31170A1 (グレー)
サイズ約174 x 57 x 59mm
重さ約500g
防水規格IPX7
通信規格Bluetooth 5
AUX接続無し(接続はBluetoothのみ)
オーディオ出力16W(8W x 2)
連続再生可能時間最大24時間
充電・給電ポートUSB-C

外観

Anker Soundcore 3 の特徴・メリット

癖のないシンプルなデザイン

Soundcore 3 のデザインは、まさに「音の鳴る塊」そのもの。

割り切った直方体のデザインが悪目立ちすることを抑え、使う場所を選ばない見た目になっています。カラーは、定番のブラック以外に、ネイビー/レッド/グレーが用意されているので、使いたい場所の雰囲気に合わせて色をセレクトすることができます。

IPX7の防水性能

Soundcore 3 の用途の幅を大きく広げているのが、IPX7という防水性能を持っているという点です。

IPX7がどのような能力なのかピンとこない方のために、防水等級について補足しておきます。

防水等級保護の程度テスト方法
IPX0水の浸入に対して特には保護されていないテストなし
IPX1垂直に落ちてくる水滴によって有害な影響を受けない200mmの高さより3〜5mm/分の水滴、10分
IPX2垂直より左右15°以内からの降雨によって有害な影響を受けない200mmの高さより15°の範囲3〜5mm/分の水滴、10分
IPX3垂直より左右60°以内からの降雨によって有害な影響を受けない200mmの高さより60°の範囲10ℓ/分の放水、10分
IPX4いかなる方向からの水の飛沫によって有害な影響を受けない300〜500mmの高さより全方向に10ℓ/分の放水、10分
IPX5いかなる方向からの水の直接噴流によって有害な影響を受けない3mの距離から全方向に12.5ℓ/分・30kpaの噴流水、3分間
IPX6いかなる方向からの水の強い直接噴流によっても有害な影響を受けない3mの距離から全方向に100ℓ/分・100kpaの噴流水、3分間
IPX7規程の圧力、時間で水中に沒しても水が浸入しない水面下・15㎝〜1mの水たまりや浅い川に30分間

★Anker Soundcore 3 はココ!★
IPX8水面下での使用が可能。メーカーと機器の使用者間の取り決めによる
(例えば水深2mで30分や1時間、水深20mで30分など)

ご覧のように Soundcore 3 の防水性能であるIPX7は上から二番目の防水性能です。

「水面下・15㎝〜1mの水たまりや浅い川に30分間」というテストをパスしていることになりますから、お風呂やキャンプなどのアウトドアでも問題ありません。

実際に、僕の家でもお風呂用のスピーカーとして Soundcore 3 が大活躍してくれています。一日の疲れを癒すお風呂タイムがワンランクアップするので、一度ハマったらやめられなくなりました。

専用アプリによるイコライザーのカスタマイズが可能

音質にこだわる人にとって朗報なのが、Soundcore 3 は専用のスマホアプリからイコライザーのカスタマイズが可能であるという点です。

4つのプリセット設定が用意されているだけでなく、自分で全てカスタマイズするモードもあるので、こだわり派にも安心です。

イコライザー設定以外にも専用アプリは機能が充実しています。

Soundcoreアプリの主な機能
  • イコライザー設定
  • 充電状況の確認
  • 本体ファームウェアのバージョン確認
  • 本体ファームウェアの更新
  • 本体のボリューム調整
  • 再生・一時停止の制御

特に、本体ファームウェアの更新をアプリを通じて簡単に行えるのは素晴らしいと思いました。このアプリの作り込みレベルの一つをとっても、スピーカー以外にも様々なデバイスを手掛けているAnkerの強みが見えた気がします。

USB-Cポートでの給電・充電が可能

Soundcore 3 はポータブルスピーカーですので、充電してから使用するのが基本的な使い方。

充電に使用するインターフェースですが、Soundcore 3 はUSB-Cポートで接続することができます。一つ前の機種であるSoundcore 2 はmicro USBであったことを考えると、これは非常に嬉しい進化ですね。

フル充電で24時間の連続再生が可能なだけでなく、給電しながらの使用も可能なのも嬉しいポイント。

キャンプやBBQといったアウトドアで本体のバッテリーが切れたとしても、モバイルバッテリーを接続すれば使い続けることができますね。と、書いたものの実は試したことが無かったので、CIOのモバイルバッテリーと接続して試してみたところ、しっかりと給電しながらスピーカーを使用することができました。

Anker Soundcore 3 の注意点・デメリット

音の広がり感は薄い

Soundcore 3 のスピーカー出力は左右合わせて最大16Wということで、ポータブルスピーカーとしては申し分ない出力です。

音質については、スピーカーを正面に置いた状態であれば高音質に聞こえるのですが、正面から外れると音質は落ちるなぁ、という印象です。

もう少し音に広がりがあると満足感が高まると思うので、そこは少し残念ポイント。

僕はデスクスピーカーとしても Soundcore 3 を使用しているのですが、色々と試行錯誤した結果 Soundcore 3 をモニター上部に配置するのがベスト音質でした。

BenQのScreenBarがあることで、上に置くことができているので万人に適用はできないハックではありますが参考になれば!

埃がつきやすい本体素材

本体はラバー素材でマットな仕上がりになっています。

ラバー素材であることで、手で持ち運ぶ際に滑りにくいですし、衝撃の吸収にも効果が期待できます。

デメリットとしては埃がつきやすいという点。滑りにくい素材であるが故に、ティッシュで拭っても取り切れないことが多いです。

ウェットティッシュでとるか、いっそのことお風呂で使うついでにシャワーで流すのが最速な気がします。

Anker Soundcore 3 は PartyCast に対応

先ほど、イマイチなポイントとして「音の広がりが薄い」といった点を挙げました。

この点に対する解決策として「PartyCast」が挙げられます。

PartyCastとは

PartyCastに対応した複数台のSoundcoreデバイス間をBluetooth接続し、サウンドの同時再生を行うことができる機能。

例えば、Soundcore 3 をデスクスピーカーとして使う際に、PartyCastモードにした2台のSoundcore 3 をデスクの左右に置くことで、より広がりのあるサウンドを期待することができるでしょう。

ただし、ステレオペアリングというわけではないので、左右のSoundcore 3 からは同じサウンドが再生される、という点は注意してください。

Anker Soundcore 3 のレビューまとめ

以上、Anker Soundcore 3 のレビューでした。

お風呂やデスク、アウトドアなど、使うシーンを選ばないデザインや性能を兼ね備えたスピーカーです。

このスピーカーが¥7,000程度で購入できるのは、かなりのハイコストパフォーマンスなのではないでしょうか。

スピーカーをサブスクするなら

製品の詳細についてはメーカー公式HPからご確認ください。

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