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Anker USB-C 2-in-1 カードリーダーをレビュー。iPhoneのUSB-C化への備えにも。

あらたろう
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今回は「Anker USB-C 2-in-1 カードリーダー」のレビュー記事です。

先日購入したGR IIIxの画像を、iPadやMacに手軽に取り込むために購入しました。その後、使っていく中で感じた「良いところ」「イマイチなところ」を紹介していきたいと思います。

先に結論を以下にまとめておきます。本文では、それぞれの項目を深掘りしていますので、ぜひ読んでいってもらえると嬉しいです。(読みたい項目だけ目次からジャンプすることもできます。)

特徴・メリット
  • 高い互換性=多くの機器で使える可能性が高い安心感
  • 荷物の邪魔にならないコンパクトな大きさ
  • Apple製品と親和性の高いカラーと質感
注意点・デメリット
  • 転送速度の規格は「UHS-I」まで

Anker USB-C 2-in-1 カードリーダー の概要

主なスペック

対応機種– ノートPC
・MacBook Air
・MacBook Pro
・ChromeBook
・XPS
– タブレット端末
・iPad Pro 12.9 インチ (第5世代)
・iPad Pro 12.9 インチ (第4世代)
・iPad Pro 12.9 インチ (第3世代)
・iPad Pro 11 インチ (第3世代)
・iPad Pro 11 インチ (第2世代)
・iPad Pro 11 インチ(第1世代)
・iPad Air (第 4 世代)
-スマートフォン
・Galaxy S10 / S10+ / S9 / S9+ / S8 / S8+ 他
非対応機種ニンテンドースイッチ
上記は記事作成時点での情報です

外観

Anker USB-C 2-in-1 カードリーダー の特徴・メリット

高い互換性=多くの機器で使える可能性が高い安心感

「Anker USB-C 2-in-1 カードリーダー」の良いところの一つ目は互換性が優れているという点です。

「互換性」とは、幅広い機器で使用できるということ。これをさらに深掘りすると「物理的な互換性」と「規格的な互換性」に分けられます。

物理的な互換性

一つ目の「物理的な互換性」とは、このSDカードリーダーのケースを用いて簡単に表現すると「ちゃんと相手のデバイスに挿さるか」です。

その点については、こちらの画像から分かるように「Anker USB-C 2-in-1 カードリーダー」の接続端子の周辺は、別機器と干渉しないように最大限削り取られています。

保護ケースに入っているスマートフォンでも使用できるように設計されているということです。

こちらの画像は、スマートフォンではないですが、保護ケースをつけたiPad Proでもケースと干渉することなく使用できている様子です。

規格的な互換性

二つ目の「規格的な互換性」とは動作すること、及び性能が確実に発揮できるかです。

この点で安心を担保する方法は一つしかありません。それは信頼できるメーカーの製品を購入することです。

有象無象のSDカードリーダーが世の中に存在する中で、Ankerのような信頼のおけるメーカーの製品を購入することが、安物買いの銭失いになることを避けるベストな選択肢なのです。

荷物の邪魔にならないコンパクトな大きさ

「Anker USB-C 2-in-1 カードリーダー」の良いところの二つ目は、荷物の邪魔にならないコンパクトな大きさです。

Ankerの製品ページにはサイズ情報が記載されていなかったので、手元で計測してみました。

サイズ幅:17.2mm
厚さ:9.3mm
長さ:48.6mm
重量7.4g
筆者による計測なので誤差があると思われます。ご了承ください。

このサイズ感であれば、財布の小銭入れやポーチ、バッグのポケットなど、持ち運び方は自由自在です。

旅先などで、カメラの画像を一気に取り込みたい時とかに重宝するかも。

Apple製品と親和性の高いカラーと質感

「Anker USB-C 2-in-1 カードリーダー」の良いところの三つ目は、Apple製品と親和性の高いカラーと質感です。

剛性感と高級感のあるアルミ製の外装と、Apple製品のようなグレーとブラックのツートーンカラー。Macbookに挿してもiPadに挿しても、全く違和感のないデザインです。

むしろ、Apple純正のカードリーダーは一世代前の感がある真っ白なデザインなので、「Anker USB-C 2-in-1 カードリーダー」の方が純正っぽいなぁ、なんて思ったり。

Anker USB-C 2-in-1 カードリーダー の注意点・デメリット

転送速度の規格は「UHS-I」まで

「Anker USB-C 2-in-1 カードリーダー」のイマイチな点は、対応するSDカードの通信速度の規格が「UHS-I」までという点です。

この記事の作成時点はUHSは三種類存在し、それぞれの転送速度は下記のようになっています。

UHS-I104MB/秒
UHS-II312MB/秒
UHS-III624MB/秒

要は、「UHS-」の後に続く数字が大きいほど転送速度が速いということです。

繰り返しになりますが「Anker USB-C 2-in-1 カードリーダー」の場合は「UHS-I」までの対応です。大容量の動画データなどを転送する場合は、少し時間がかかるでしょう。

ただし、これを「遅い」と感じるかは人それぞれです。UHS-Iでも、理論値上は1GBのデータを10秒程度で転送できるということですからね。

もちろん速いに越したことはないですが、よほど速さにこだわる人でなければ、日常使用する上では不満はないレベルかと思います。

iPhoneのUSB-C対応に備えて買っておこう

ここまで「Anker USB-C 2-in-1 カードリーダー」のレビューを書いてきました。

まとめると「性能良し、デザイン良し、大きさ良し」の三拍子が揃った製品と言えると思います。

僕は遅かれ早かれ、iPhone本体の端子がLightningからUSB-Cに変わることは間違いないと思っています。その時に備えて、「iPhoneに使えるSDカードリーダー」として買っておくのもアリなんじゃないかと思います。

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