僕が選ぶキャッシュレス時代のコンパクト財布。
最近「キャッシュレス時代」という言葉を良く聞くようになりました。
確かに、ここ数年で現金を使う機会が一気に減ったと実感しています。そもそもATMに行く頻度が激減。近い未来にキャッシュレスが当たり前となって、「キャッシュレス時代」という言葉自体が死語になるのかもしれません。
と、ここまで前書きを書いているものの、今日の記事では昨今のキャッシュレス時代について一般論を語りたいわけでは無いのです。今日の記事では、僕がこれからの時代の財布に求めることと、実際に欲しい財布の考察について書いてみたいと思っています。
頭の中を整理しながら描くので、支離滅裂になっているかもしれないけど気にしない!
現状の財布の使い方
まず、僕自身の最近の財布の使い方を棚卸してみます。そうすることで、僕が財布に求めるポイントが浮かび上がってくる気がする。
- ATMに行くのは1〜2回/月
- 大金は持ち歩かない
- カード類を無駄に入れてしまいがち
- ついついレシートも入れてしまいがち
- 小銭を使うのが絶望的に下手
- 近所に出かける時は財布を持たない
ザッと挙げてみた感じを眺めてみると、結構同じような人は多いのではないかと思います。小銭を使うのが下手なのは僕だけかもしれないけど。(一瞬で最適なお釣りの貰い方を計算できる人をリスペクトしています・・・!)
ついつい余計なカードまで入れてしまう問題。これは多分心配性な僕の性格にも関係しています。例えばヨドバシのポイントカード。大した頻度で使うものではないのに「今日使うかも!!」なんて思って財布に入りっぱなしだったりする。ユナイテッドアローズのハウスカードとかも同じ類。このあたりは今後は勇気を持ってミニマルに削ぎ落としていきたいところです。
今欲しいのはこんな財布
現状の財布の使い方を整理した結果から求めた「僕が今欲しい財布」を考えてみました。
- コンパクト
- カード入れは5〜6枚まで
- 小銭入れが見やすい
- 予算は2万円くらい
集約するとこんな感じです。
持ち過ぎてしまうカード対策として、物理的にカード入れを減らすという荒技に打って出る。
あとは大金を入れないことや使用頻度が少ないことを考えて、出来る限り鞄の中のスペースをとらないサイズ感にもこだわりたい。「大人の男性=長財布」みたいなイメージは捨てて、自分らしさと最適化を最優先します。
小銭を使うのが下手なのは僕の計算力の問題なのだけれど、せめて少しでも使いやすい小銭入れにして改善を図りたい。
予算については、敢えて2万円くらいとしました。大して使わないものに、高いブランド料を払わなくてもいいかなぁ、というのが理由。決して金欠だからではない!決して…!
今候補に上がっている財布たち
とりあえず、ここまで整理した内容を踏まえて候補を三つまで絞ってみた。
ホワイトハウスコックスのミニ三つ折り財布
トップバッターは安定のホワイトハウスコックス。
今回はコンパクトさを重視して、三つ折り財布のラインナップをチェックしていたところ、三つ折り財布の中でも一回りコンパクトなミニ三つ折り財布とも呼べるものを見つけました。
一般的に、三つ折り財布ってコンパクトなのは良いけど、構造的に紙幣ポケットが深くなりがち。そうなると紙幣がかなり奥の方に入ってしまって、使い勝手が落ちてしまう。
その点、このミニ三つ折り財布の場合は、収納量の減少と引き換えに紙幣ポケットが浅い構造になっているので、使い勝手とコンパクトさがアップしています。もともと今回の財布選びではカードはそんなに入れない予定だったので収納量の減少は逆にプラスポイント。
値段が予算の2万円に収まっていない点を除けば、これは中々良いかも。
イルビゾンテの二つ折り財布
2番目はイルビゾンテの二つ折り財布。型番は「411465」というもの。
この財布は、カードのポケットは4つのみということで、割り切った仕様に振り切っています。背面にある小銭入れは背面に大きく口が開くタイプで、見やすく取り出しやすいのがGOOD。
イルビゾンテの財布は以前に長財布を使っていたことがあるので、耐久性も含めた品質には安心感があります。そして、イルビゾンテの革製品の特徴的として、エイジングが楽しめるのも大きなポイント。色展開も豊富なので、もしこれを買うとしたら、どの色にするか悩みそうだな…
なお、値段も2万円以内に収まっているので、条件だけで見たらオールクリアしちゃってる。
後は、イルビゾンテのロゴデザインが個人的に大好き。
PRAIRIE&dripがコラボして作ったPRESSo
3番目はインフルエンサー集団「drip」のコンセプトを老舗皮小物ブランドである「PRAIRIE」が実現して作られた財布「PRESSo」。
謳い文句は「キャッシュレス時代の理想の財布」ということで、僕の想いとバチバチにマッチしています。
特長は、なんといっても究極のミニマルっぷり。コンパクト過ぎて名刺入れにしか見えない。むしろ、薄さも考慮すると名刺入れより小さい気もする。
仕様もなかなか尖っています。紙幣は三つ折りに折って6枚まで。小銭も6枚。カードも6枚。全部6か!
ここまで小さかったり制約があると使いにくそうに思えるものだけど、何とも言えない機能美が漂っていて困る。手に入れたい欲を煽ってくるなぁ。写真の見せ方とかもうまいわ。
僕はイルビゾンテの二つ折り財布を買う。
かなり悩んだ挙句、イルビゾンテの二つ折り財布を選んだ。求める条件全てをクリアしていたし、使ったことのあるブランドの安心感に最終的に甘えた形。
だけど、PRESSoへの未練も微妙に残ってはいる。
今回の買い替えを、普通の長財布からのプチデトックスだとすれば、PRESSOは僕にとってはトガリ過ぎていた。一言で表すなら、あの世界観に踏み出す勇気が僕にはまだ無かったということ。
まずはプチデトックスでミニマルな財布に慣れた後に、いつかあの究極のミニマルにもトライしてみたいと思う。
今はとにかく新しいイルビゾンテの財布へのワクワクが止まらないので、手元に届いた暁には紹介したい。