2022年にあえて「M1 Macbook Air」を購入した理由を語りたい。
タイトルにある通り、2022年に入って「M1 Macbook Air」を購入しました。
もう手元に届いていて、この記事も「M1 Macbook Air」で書いています。世間的には「M1 Pro」や「M1 Max」といったM1後継のチップが搭載された「Macbook Pro 14インチ/16インチ」が話題の中心。では、なぜ今さら初代M1チップのMacbook Airを購入したのか。
正直なところ、この思い切った選択については僕も不安でしたし、この決断が正解だったのかもわかりません。唯一、今の時点ではっきりしていることは「今のところは最高!」ということ。
今日は、2022年にあえて「M1 Macbook Air」 を購入するにあたって、重視したことや妥協したことなど、僕の思考をまとめておきたいと思います。もし、同じような選択をしようとしていて、迷っている人がいたら参考になれば嬉しい。
最新スペックを追いかけることに疲れていた
まず前提として僕は新しいモノ好き。それは否定できない。目の前に新しいガジェットや家電があったとして、それが自分の生活を豊かにしてくれるモノであればお金を払うことを厭わないタイプ。
例えば2021年に買ったもので「iPhone 13 Pro」があります。僕がそれまで使っていた「iPhone XS」から買い換えた理由は、カメラ性能の向上によって子供の写真をより綺麗に残すことに価値を見い出したからです。
ではMacの場合はどうか。
確かに「M1 Pro」 や「M1 Max」の数値的な性能はすごい。だけど、YouTubeで見かけるレビューは決まって「ベンチマークのスコアがやべえええ」とか「動画の書き出し時間が半分になった!」というものばかり。ハードは進化したが、それにアプリケーションが追いついていないという印象が拭えませんでした。
どうせ2022年の遅くとも下期には「M2チップ」が発表されて、「M1 Pro/Max」は過去のものになることが確定しています。「とりあえず最新のものを買っておく」というのは、僕にとってあまり意味のないことに思えました。
後継チップの登場が「M1チップ」のコスパを再確認させてくれた
ここまで書いてきた中で、ふと自分にこんな質問を投げかけてみました。
”結局「M1 Pro/Max」が高くて勇気が出なかっただけでは?”
ギギギ、痛いところをついてきよる。
要は「M1 Pro/Maxが高すぎ」という話。というより「M1が安すぎる」といった方が正確かもしれません。「M1」がパフォーマンスの割に安すぎたが故に、自分に使いこなせるかわからない程の「M1 Pro/Max」のハイスペックに高い金額を投資するのか?という心理的ハードルが無意識のうちにあったのだと思います。
さっき少し触れたYouTubeのレビュワーは、「M1 Pro/Max」のレビューを一通り終えた後にこうも言っていました。
「大部分の人はM1 Macbook Airで充分だ」と。きっとAppleへの忖度を忘れるほど、日常使いの中で違いが無かったのだと思います。
「ちょうどいい」モノにお金を使いたい
平均的な日本人が最新のiPhoneを買う場合、月給の45%を払って購入することになるのに対して、アメリカ人の場合は25%で済んでいるというデータを見たことがあります。世界の平均賃金の上昇トレンドに全く乗れていない日本人にとっては、これからもお財布に厳しい時代が続くでしょう。
となると、闇雲に最新の最高スペックを追い求めるのではなくて、自分にとってちょうどいい、身の丈にあったモノ選びが必要だと思います。(価格が高いものであるほどなおさら)
自分の選択を肯定する理由を並べているだけ説
ここまで「今さらM1 Macbook Airを購入したもっともらしい理由」をドヤ顔で書き散らしてきたわけですが、結局は最新&最高スペックのお値段に手が出なかった貧乏人の戯言と受け取ることもできます。書いている本人でさえ、そのことには薄々気がついています。
もしかしたら一年後には後悔しているかもしれないし、5年後や10年後も満足しているかもしれない。結局、買い物なんてそんなもんだよな、と思う今日この頃です。